自然と話す、おひとり様時間。

ひとりが好きです。人も好きです。でもひとりが好きです。

退職すること。

 当初の予定より早目に退職することを、決心しました。
 時期については、まだ考えていて、契約の通りに働くなら、再来年の4月まで。もし話が上手く行けば、来年の冬で退職出来るかもしれませんが、まだ上の人には話していません。

 私は、今いる会社に恩があります。
 1度、実力不足で大手から首を切られた私を拾ってくれた、その大手の特約店を運営しているのが今の会社です。

 会社の人は、私が大手に戻れるようにと応援してくれていました。
 だけど、そのときも。
 私は、拾ってもらったことに満足して、甘えて、大手に戻ることを諦めてしまいました。

 だけど、私はその分会社のために頑張ろうと決めました。
 誰よりも、仕事をたくさん取りました。それは、自信があります。数字もあります。
 自分のスキルを下げないために、勉強も沢山して外部のレッスンも受けていました。

 でも、それでは駄目だったみたいで。

 先日、突如、私の仕事を新人に回すという話が降って湧いてきました。
 その仕事は、私がレッスンに通うために時間をセーブさせてもらうことをお願いしていた唯一の曜日の仕事でした。会社もスキルアップのためにそんな時間を取ることを推奨していました。

 なのに、突然です。
 私には、それは許されないからと言われました。

 その新人というのは、会社の取引先の人の娘さんらしいのです。娘を働かせてほしいという話をされたということは、少し聞いたことがありました。

 私はそんな理不尽な理由でそんな新人に私の今までの仕事を取られるのは嫌なので、泣く泣くレッスンの方を変更して頂けるようにお願いしました。

 会社のために、と思って大事にしていた仕事を、私はなんとか死守しました。

 ――ねえ、それってどうなの?

 はっと我に返ったとき、私は、何のために働いているのだろうって悲しくなって、ぽろぽろ泣きました。
 仕方ないです。私だって、会社が応援してくれてたのに甘えて諦めて、裏切ったんだから。
 もう少しはやく気付けばよかった。私に、ここで働いてる意味は、多分ない。

 悔しくて、悲しくて、涙が出ない日はありません。

 今日はとってもいいお天気で。
 空が青いです。
 それがとっても辛いです。

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